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2017

     
11月8日
   
秋冬番茶後の均し作業がすべて終了しました。
これで、来年の一番茶までハサミを入れることはありません。

一息ついた状態での雨は、いつもと違って結構楽しめるもので、葉っぱの水滴も宝石に見えてきます。

・・・キャッツアイ??

茶の樹は、来年に向けて親葉を厚く大きくしています。

     
10月13日
   
秋冬番茶の刈り取り中に見つけました。

斑入りは、どの園でも普通に見られますが、これはなかなかの優れものです。

挿し木しても、ほとんど受け継がれないようですし、枝も細くひよわな感じで、うまくいくかわかりませんが、ダメもとで挿してみようかと思います。


秋冬番茶は終りに近づきました。

     
10月9日
   
刈り揃えられた株面が朝日にまぶしく光ります。

秋冬番茶、順調に進んでいます。

     
9月29日
   
ざわっと伸びて充実をみせた秋芽。

秋冬番茶の刈り取りスタートです。

     
9月25日
   
この何日か朝畑に立つと、「間違いなく昨日より生長した」という印象を強く受けます。

秋肥の施用も良いタイミングで済ますことができ、あとは秋冬番茶の刈り取りを待つだけ。

この調子だと、例年通り、あと数日でスタートできそうです。

     
9月13日
   
今日は秋らしい空で始まりました。
飛行機雲だと思いますが、防霜ファンから煙が昇っているように見えます。
こんな面白い景色に出会うのも、畑に出る楽しみのひとつです。

茶畑は、昨日の雨で、また秋芽を伸ばしました。

     
9月8日
   
昨日と同じ場所ですが、今朝の秋芽は ことさら透明感を感じたので撮ってみました。

写真では いくらも代わり映えはしませんが、、、

生育が順調だと ついいらぬ写真を撮ってしまいます。

     
9月7日
   
どの畑も秋芽が茂って明るい色になりました。
今年も例年通りのタイミングで 秋冬番茶の刈り取りを始められそうです。

     
8月29日
   
ここ10日ほど雨がなく少し乾き気味でしたが、未明の雨で潤った感いっぱいです。

     
8月27日
   
早い畑は一面秋芽で色が変わりました。
他の畑も、順調に追い上げています。

暑い夏でしたが、根が深く張っているためか影響は少なかったようで、どうやら いつも通りの秋をむかえられそうです。

     
8月19日
   
朝日が差し始めると 勢いよく伸びた枝先にたまった露で茶畑全体がまぶしく光ります。

ここは一番茶後に深刈り更新した茶園。
樹勢をつけるために秋までハサミを入れないで管理します。

     
8月6日
   
今朝はものすごい濃霧で明けました。
こんな朝の茶畑は、昨日より葉の量が増えたのかと感じるくらい樹冠が盛り上がって見えます。

5時過ぎ、霧が晴れはじめると日が差してきました。
虹と光芒は、いくつになっても出会うと得した気分になります。

     
8月1日    
7月10日に見つけたホオジロの卵、順調にいけばそろそろ巣立つころなので、ちょっとのぞいてみました。

2個あった卵ですが、あのあとすぐに2個追加で産んだのでしょう 黄色いくちばしが四つ見えます。

二番子はもう少し早いのかと思いましたが、そうでもないようです。
とはいえ、このくらいになると一気に大きくなるので、1週間以内には巣立つことでしょう。

     
7月30日    
ほとんどの茶園の夏の新芽は硬化一歩前まで生長しました。
まだ気を抜けませんが、この時期は8割がたOKといったところです。

朝の巡回で きれいなグラデーションを伴う曙斑が目についたので撮ってみました。

     
7月26日    
暑い日が続きますが、夜は気温は下がるため、畑は露や霧で潤されています。

おかげで来年の一番茶の親葉になる芽が順調に生育しており、まだミルさはありますが もう出そろった感じで、あとは葉の生長を見守るだけです。

     
7月10日    
!?
株面から鳥が飛び立ちました。

そーっと覗くと
これはホオジロの巣です。
産んだばかりか、ながく抱いたような感じではありません。

しばらく近づかないことにします。

     
7月8日    
来年の一番茶の母枝になる新芽です。

私どもでは、2番茶は一部製茶するだけで、あとは知り合いの製茶工場へ生葉で出荷してしまします。

この芽が良い状態で出てくるタイミングを見計らって一気に刈り進めてしまうので、話のネタをさがしている間もなく終わってしまうわけです。

・・・で、早い畑がこの状態。
今年は一番茶の時期が遅れてしまいましたが、今この状態ならまずまずといったところです。


     
6月26日    
これ、山芋(自然薯)です。
山草を敷いたとき一緒に種が入ったのか、たまにツルが顔を出します。

茶畑の中は ふかふかの腐葉土状態なので、ツルが下の方でしつこく巻き付いていない限りスルッと抜けてくるのですが、だいたいがグルグルに巻き付いていて、いつもこんなにはうまくいかないわけです。

今日は良いことがありそうな気がします。

     
6月11日    
切り戻しをした枝から芽が吹き始めました。

例年より やや低めの気温が続いたので少し気がかりでしたが、どうやら影響はなかったようです。

     
5月30日    
茶畑の横に植えてあるみかんが、気付かないうちに小さな実をつけていました。

先日のエゴノキやスイカズラと同じように、みかんの花も良い香りがするのですが、今年は花期が一番茶の追い込みの時期にあたったためか、少しも気が付きませんでした。

今実をつけているということは、みかんは平年並みなのでしょうか。

     
5月28日    
一番茶期中は、見える日が少ない・目がいかないで、毎年、気が付くといつのまにか雪が少なくなっています。

富士がこうなってくると、茶畑は二番茶に向けて一気に加速します。

     
5月27日    
昨日の雨は効いたようです。

まだ、早い畑だけですが、2番茶芽が一気に顔を出しました。

     
5月25日    
昨日に引き続き「香りネタ」です。

隣接の雑木林で(昨日とは別のところ)で「ハクサンボク」の花が咲き始めました。
この花は「スイカズラ」の仲間のようで、鼻を近づけると、ほのかに同じような香りがします。

下の写真はスイカズラ。
すぐ近くで、ハクサンボクとその香りと美しさを競い合っています。


そんなこんなで五月下旬、茶畑の朝夕は、山の花たちのささやきが聞こえます。

・・・・・・・・・・・・・・
「スイカズラ」の雌しべの先は、よく見ると砂糖をまぶした「ゼリー菓子」のようで、なにげに美味しそうなのでちょっと切り抜いてみました。

     
5月24日    
今朝は先日深刈り更新した畑の仕上げ刈りです。

風に乗ってとても良い香りが・・・
名前は、たぶんエゴノキだと思います。

早朝は特に香るようで、私的には、ジャスミンの上を行く香りに思えます。

山際を刈るとき機械を止めてスマホで一枚。
早起きは三文の徳・・・でした。

     
5月20日    
今朝は、防霜ファンの温度センサーの撤収に回ってきました。

5月も半ばになれば、もう霜が降りることはないでしょうが、共同設置のファンは、全員が収穫を完了しないとスイッチを切れないわけです。

鳥が種を運んだか、雨で流れたか、畑の端ににポピーが咲いています。

茶期中は、まわりのテンションの高さにまぎれてか、さほど気にもなりませんでしたが、今朝はやたらと目を惹く初夏の花です。

     
5月18日    
深刈り更新、作業前、作業後です。

3〜4年に一度、高さ45センチ前後のところで切り戻しをします。

     
5月16日    
刈り均し作業が完了した園です。

収穫した後の残った葉っぱが大きくなって次の芽の妨げになるので、摘採面より数ミリ上げたところで刈り均しをします。

     
5月13日    
一番茶は終わったわけですが、茶期中の流れで4時前には目が覚めてしまいます。

明るくなってきたので散歩がてら茶畑へ。
この雨で刈残しの葉が大きく厚くなって、刈り取られた後の株面に目立ちます。

畑の横のアジサイが花芽をつけています。
アジサイは毎年こんな感じだったような気がします。

微妙なズレは取り戻せないでしょうが、なんとなくいつも通りに戻ってきたような感じです。

     
5月12日    
本日、一番茶収穫完了です。

最終は、この畑。
ヤワヤワで、摘採せずにおけばどこまで伸びるんだろうと、このまま採らずにおいてみたくなってしまうような新芽です。

     
5月11日    
触ればもちもち、芽先がきりっと立ってまさに適期。
今日収穫の園です。

5時少し前、雑木林を透して朝日が差してきました。
気合が入る瞬間です。

     
5月10日    
また「今年は遅れているネタ」です。
どこを見ても、いつもと違って違和感を覚えるので、ついついこのネタになってしまします。

明日摘採予定の園を見に行き、ふと雑木林に目をやると、雑木(樫?)の新芽がまだ柔らかい状態でいました。
柔らかく、触ると光の反射が変わってビロードのようです。

これは、いつもですと4月下旬の状態です。

お茶の芽は?
5月10日というと、遅い年でも馬力をかけないと間に合わない状態ですが、今年の場合、この雨も、むしろ恵みの雨といったところです。

ちなみに、遅れているだけで内容は良いものが出来上がっているので、余裕をもって仕事ができるだけ「もうけもの」なのですが・・・

     
5月9日    
なかなかいい感じになってきました。
写真は明日摘採予定の新芽です。


ここは藤のある園です。
藤もいい感じになってきました。

     
5月8日    
明け方
ゆらっと柔らかく伸びた新芽の間にレンズを突っ込んで・
・・

     
5月7日    
茶畑に面した雑木林の藤がやっと咲き始めました。

今年は、すべての植物が遅れているようです。

     
5月6日    
本日収穫の園です。

腕組みして収穫の喜びにひたっていたところ、杉林から日が差してきました。

これはもたもたしていられません。
早速カメラを構えて・・・

早朝から忙しい一日です。

     
5月5日    
畑に向かう途中、桐の花が咲いているのが目に留まりました。
一つの花が5〜6センチあり、なかなかの存在感です。


雨が少なく夜の気温も低いので、いつもと違って
ゆっくりゆっくりの一番茶です。

何十年か前にもこんな感じの年がありましたが、その時は歳も若く、まだかまだかと気がもめて仕方なかったことを覚えています。

おかげさまで今はそこそこ経験も積み、山の花など愛でながら、この五月を楽しんでいます。

     
5月4日    
早朝、富士山がうっすら見えたので一枚。

新茶時期の富士山は、こんなもんですが、このうっすらも一興。

それはともかく、電線やら防霜ファンやら、どうにも避けようがなく、いっそ風景の一部ということで撮ってみました。

これもまた一興!

     
5月3日    
5月2日の朝日がさす前の新芽です。

八十八夜摘み新茶
この新芽を製茶しました。

今朝方、爽やかな感じで仕上がりました。

     
5月2日    
八十八夜早朝
朝日が新芽を透かしてきれいです。

下の写真は、摘採作業中に手を止めて撮ったもの。
昼間は黄色がやさしく光り、下のほうから濃い緑が湧き出るような色合いになります。

この感じになったら間違いなし!
きっとおいしいお茶になります。

     
4月25日    
晴れた朝は久しぶりのような気がします。
間違いなく昨日より大きくなった新芽が、朝露を抱いて光っています。

もう少しです!

     
4月22日    
少し褐色をおびた透明感のある新芽。
アミノ酸がたっぷり乗った感じのいい色です。

二葉目が開いたころ、一瞬この色になります。
この色が出ればもう大丈夫。
あとは腰を据えて待つだけです。

     
4月21日    
ハート!

品種は「山の息吹」
この品種の特徴で、開葉期に葉が巻くように反り返ります。

今年は異例の天候で、施肥にかなり気を遣いましたが、なんとかすべてをタイミングよく施すことできて、ほっとしているところです。

一番茶直前、新芽のささやきが聞こえてきそうな のどかなひと時です。

     
4月15日    
いつもの山桜
早朝まではきれいに咲いていたのですが、この風で一気に葉が目立つようになってしまいました。

お茶と桜とのタイミングは、だいたい平年並みといったところです。

     
4月14日    
どの畑も株面が萌黄色に染まりましたが、まだ平年並みまでには追いつけそうにありません。

八十八夜には間に合うでしょうが、今のところ、一週間くらいの遅れは覚悟しておかないといけない雰囲気です。

とはいうものの、遅れているだけで、新芽の状態はとても良いわけで、動きが遅い分、じっくりこの時期を楽しんでいます。

     
4月8日    
夕方、雨が小降りになったのでカメラを片手に昨日と同じ場所へ。
間違いなく大きくなりました。

やはりこの雨は効きました。


寄って撮った一枚を切り抜いてみました。
少しぼやけていますが、毛じに水滴を乗せて生き生きとした感じが見て取れます。

次は気合を入れてちゃんと撮ってみたいと思います。

     
4月7日    
早い畑は株面が萌黄色に変わりましたが、平年と比べると10日ほど遅れているようです。

今年はいつものように追いついてきません。

地温が上がらないのが原因のようで、今日の暖かい雨に期待がかかります。

     
3月31日    
「毛じ」を確認できるようになりました。
所々新芽が株面から顔を出して、うっすらですが茶畑全体が明るくなったように感じます。

     
3月28日    
カタクリが花芽を出しました。
この感じだと3日前の雨前に顔を出したといったところ。

カタクリも少し遅れ気味です。

     
3月21日    
比較的遅い畑の新芽も色を変えました。
山のヒサカキは咲き始めです。

なんだか今年は花の数が多いような・・・

これからの気候次第で一週間くらいは普通に前後しますが、今のところ少し遅れているといったところです。

     
3月17日    
茶畑際のカタクリが一枚葉を出しました。
いつもの桜は枝先の早い花芽でこんな感じです。

去年よりかなり遅れているのかと感じていましたが、どうやらそうでもなさそうです。

     
3月15日    
昨年と比べると雨が少なく気温も低めに推移していることで、全体的にやや遅れ気味ですが、それでももう3月も半ば、早い畑は新芽の色が淡い緑色に変わってきました。

     
1月29日    
先週は良い天気が続きました。
良く晴れた日、条件が揃うと島影が見えます。
少しわかりにくいですが、右の大きな島の横に小さくもう二つ確認できます。

下の写真が伊豆半島(松崎町あたり)で、その先少し離れたところ。
こんなところに伊豆半島と同じくらいに見える島などなく、伊豆七島の何れかの島が蜃気楼となって見えているのだと思います。

一番肥、なんとか施し終わりました。

     
1月21日    
一番肥は施肥といってもただ施すのではなく、
親葉や根の様子をみながら、茶畑の状態に見合った量をていねいに振り込んでいく作業なので、なかなかはかどらず、気も疲れます。

寒いこともあり、つい陽だまりでの休憩が多くなるわけですが、縮こまりながら山に目をやると、ムべのつるが目に入りました。
アケビは冬場は葉を落とすのですが、ムべは常緑です。
同じような実で同じような葉なのですが、仲間と言っても実はけっこう遠いのか・・・
アケビは熟すと口を開けるのですが、ムべは開きません。
そういえば、皮の質も少し違います。
・・・・・
こんなたわいもないことを考えながら陽だまりを楽しんでいます。

     
1月19日    
三日ほど前から一番肥を施し始めました。

一仕事終え、富士山が夕日に淡く染まりはじめるころ、FDAの赤が飛んできました。

富士山静岡空港はすぐそこ。
機内では到着のアナウンスとともに富士山の情報も流れていることでしょう。
冬の茶畑は、いつみてもそんなに変わりはなく、また、毎年同じような写真ばかり載せても仕方ないので、芽が動き出すまではこんな感じの写真で埋めていこうと思います。


     
1月1日    
今年の元旦は、茶畑からの富士山を撮ってみました。

朝靄でわかりにくいですが、右下の小さな山が焼津の虚空蔵山で、その向こう側が大崩海岸です

こんなにすばらしい景色の場所で仕事ができるのは幸せなことです。
このあたりは初日の出を見ることのできる絶好のポイントで、通りでは何人かが車を停めて日の出を撮っていましたが、畑に立つ私だけこっそり反対側を向いての撮影です。.



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