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12月5日
株中表面の堆積物を少しとると、秋冬番茶後に伸びた白い根っこでいっぱいです。
どうやら良い状態で休眠に入ったようで、イメージはできていましたが、やはりこうして確認すると、より安心します。
話は変わりますが、今、金星が一番輝いて見える時期で、三日月のように見えているとか。
気になったので写真を撮ってみました。
天体望遠鏡ではないので手が届くはずもなく、めいっぱいのトリミングでぎりぎりの写真ですが、なんとか三日月形が確認でしました。
わかってはいてもなかなか確認してみないもの繋がりです。
11月20日
マスコミが大騒ぎしていたので、興味のある方は観られたことでしょうが、昨夜の部分月食です。
牧之原台地からでは東に雲がかかっていましたが、食の最大時の位置が雲の切れ間で幸運でした。
11月16日
「青空に 洗われている 紅葉かな」
秋櫻子だったでしょうか?どうだったか作者は思い出せませんが、化粧均しの済んだ茶畑もまた青空に映え、同じような印象を与えてくれます。
茶畑は、これからゆっくりと休眠に入って行きます。
11月9日
昨日は昼間の金星食だったようです。
「金星イヤリング」は無理でも、それでもと思い、日が暮れるのを待って空を見上げたのですが、ちょうど月のある位置に雲がかかって、残念。
なんとか一時間ほどねばって、ほんのいっときですが姿を見ることができました。
うっすら雲がかかって、いい雰囲気の月と金星。
茶畑の中から、いつもの防霜ファンと記念撮影です!
11月3日
畑の際のアケビ
まだぶらさがっていました。
わがもの顔のモズのおかげだけではなく、完熟にはもう少し時間が必要な様子です。
秋になってから、なんとなくすべての植物の動きが遅れているように感じます。
秋冬番茶
じっくり待って正解でした。
10月30日
牧之原台地は、茶の栽培に適した豊かな土壌の下に、固い不透水層が不規則に走っており、そのため、台地の縁を少し下がったところに清水の湧き出るところが何か所もあります。
ここもそのひとつ。
なんでも、徳川家康公が諏訪原城攻めのとき、ここで手を組み合って必勝を誓い合ったとかで「手組み沢」と呼ばれているところです。
今日、すぐ近くまで行ったので、思い立ってのぞいてきました。
いまだに枯れる様子はなく、きれいな水が小さな音を立てて流れ出ていました。
牧之原台地開拓に欠くことのできないものだった湧き水のひとつです。
10月24日
静かなので、畑をひとまわりしてきました。
刈りならされた株面は葉っぱのツヤツヤ感が増して、少しまぶしく感じます。
アケビが色づいていました。
先日は気が付かなかったのですが、手の届くところにひとつ。
色のわりにはまだ固くしまっていますが、数日うちには熟れることでしょう。
はて、今日は山がえらくにぎやかです。
しばらく注意して聞いてみると、どうやらモズが縄張りをアピールする鳴き声のようです。
モズは肉食性で、モズがいるとほかの鳥が近寄ってきません。
このアケビ
まだしばらくは楽しめそうです・・・。
10月19日
秋芽と同様、山のものも少し遅れ気味な感じがします。
畑のわきのアケビ。
日の当たるところのは、ほんのり色づき始めていますが、まだ固くしまっています。
5月に手前側をバッサリ切ってしまったので、写真を取るにも山側に分け入らなければならず、これはもう鳥の独り占めです。
10月17日
秋冬番茶、終了しました。
写真は、前回あと1週間と紹介したもので、下は同じ場所で刈り取り完了後です。
結局、あと少しあと少しと10日置く事になりましたが、納得のいく冬越しの株面をつくることができました。
10月5日
10月に入ってから、秋冬番茶の摘採を始めています。
気温が下がらないので、秋芽がしっかり充実した畑から様子をみながらぼちぼちと・・・。
私が就農したころは、秋冬番茶期にはヤッケと頬かぶりの手ぬぐいは手放せず、時期が来れば、何のためらいもなくエイヤーでやっつけたものです。
昔のことはさておき、なんにせよ茶の樹に合わせるしかなく、「あと2日か・・・まだ1週間くらいは置くか・・・」などと、あれこれ考えている時間のほうが長い最近の秋冬番茶です。
上の写真は、本日摘採。
下の写真は1週間後摘採予定。
写真では微妙な色合いは感じ取れにくいですが、だいたいこんな雰囲気です。
9月21日
今日は中秋の名月だそうです。
なんでも、まんまるなのは朝の9時ごろだとか。
・・・ならばと、ちょっと早起きして、お月見がてら富士山の見える茶畑へ。
めずらしく空は快晴!
西には名月、東は夜明けの富士と、てんこ盛りの朝です。
秋芽は硬化をはじめています。
9月10日
赤とんぼが目立ち始めました。
なんだか今年のは少し小さいような。
飛び方も見慣れたやつより小刻みに方向転換しているように感じます。
いつものと種類が違うのかもしれませんが、なにしろ飛ぶスピードが早いのでよくわかりません。
写真も、スマホではこれが限界です。
・・・
なんにせよ、赤とんぼは、勢い良く伸びた秋芽によく似合います!
9月4日
すべての畑が、秋芽で覆われました。
今年は少し早いようです。
8月23日
急いだ作業があるわけではないのですが、雨続きで、どうしても気持ちが畑に向いてしまいます。
天気予報を信じてちょっと早めに畑に出てみました。
暗く空を覆う雲ですが、富士山のところだけ開けています。
ほんのいっときでしたが、なかなか良い眺めでした。
・・・茶畑は順調です!
8月19日
未明の激しい雷雨が嘘のような朝。
雨が続きはじめてから10日も経っていませんが、青空がとても恋しく感じます。
8月13日
早い畑では秋芽が動き出しました。
ここひと月、焼けるような暑さに押さえつけられていたわけで、気温の低下に敏感に反応しています。
8月6日
隣地の夾竹桃に富士が浮かんで見えます。
危険な暑さが続きますが、こんな景色が見える畑では、少し我慢強くなるような気がします。
・・・ほんの少しだけですが w
7月19日
朝5時過ぎ、山の下から霧が上がってきて、1分もかかったかどうか、あたり一面をつつみ込んでしまいました。
こんな日は暑くなるぞ・・・
茶畑は、来年の一番茶の母枝になる芽が伸びて、明るい緑に染まっています。
土中の水分の心配も必要なさそうで、まずまずの状態。
今日の畑仕事は10時で終了です。
6月22日
二番茶茶最終日の朝。
梅雨空とはいえそうもない雰囲気です、、、。
何はともあれ、今年も、来年の一番茶母枝のための健全な土台ができあがりました。
6月15日
朝日が低い位置から差し込んできます。
まさに皐月晴れです。
6月9日
2番茶の収穫が始まりました。
昔から「二番茶は一番茶に倣う」といわれているように、一番茶同様 牛歩スタートです。
6月2日
5月24日の写真と同じ場所。
2番茶は樹に力をつけておかないと、このようなスッと立ち上がるような芽になりません。
素直なとても良い芽です。
5月31日
管理用スペースの管理機が踏まないところにキノコが、、、
土の中が良い状態である証です。
シメジの一種か?
二番茶収穫まで日にちが少なく、管理作業に追われるこの頃ですが、こんなのを見つけると、つい手を止めて観察してしまします。
5月25日
茶期中は気にも留めませんでしたが、または、ここ数週間で急激に伸びたのか、アケビが高く覆いかぶさってきています。
高さは優に5メートル以上!
こっそり根っこを畑のほうに伸ばしているのでしょう。
アケビに限らず、藤、サルトリイバラなど畑に面した植物は普通より葉っぱを大きくツヤツヤにして茂っています。
通常ならツルの元を地面すれすれで切ってしまうのですが、アケビの実も楽しみなわけで、外側を少し残しておくことにします。
5月24日
この写真は今現在です。
一番茶が終了したばかりですが、早い畑は、もう二番茶の芽がこれだけ支度しています。
私共では二番茶は製造せず、知り合いの製茶工場に生葉で出荷してしまいますが、この芽を品質よく育てる事が来年の一番茶の健全な母枝をつくる事につながるので、気は抜けません。
5月23日
写真は4月下旬。
摘採直前です。
緑が湧き出るように乗ってまさに適期です!
5月22日
今年は新芽の動き出しが記録的に早く、例を見ない早い新茶期になることが予想されましたが、4月に入ってからの肌寒さで、結局いつも通りの新茶期となってしまいました。
写真は4月10日前後の新芽の様子です。
5月21日
このところ毎年のことですが、予想できない気候の変化で畑の顔色をうかがう事に集中しなければならず、ついつい更新が滞ってしまいます。
いつもより早い梅雨入りで急がされましたが、なんとか株面のの均し刈り作業は間に合いました。
薄く霧がかかり鶯の声が遠くで聞こえる静かな朝です。
新芽の写真がないと 少しさみしい感じなので、記録として撮っておいたものを数回に分けて載せてみます。
3月31日
中盤以降摘採予定の畑が動きを見せ始めました。
見慣れていない人にはピンとこない ほんのわずかな違いですが、これはなかなかの追い上げ速度です。
3月27日
はやい畑は、萌黄色で覆われてきました。
平年より数日早いかと感じるわけですが、そのわりに中盤以降予定の畑が追いついてきていません。
遅れているというわけではなく差があるということなので、茶農家にとっては時間的に余裕ができてありがたいことです・・・あくまでも今のところ・・・ですが。
3月22日
いつもの山でカタクリが花芽を立てていました。
なかなかすばやい動きです。
3月19日
3月にしては気温の高い日が目立ちます。
桜はかなり早いようですが、お茶の芽はというと、動いてはいますが、あわてて管理作業を早めるというほどではありません。
とはいうものの、落ち着いて構えているという雰囲気ではなく、そんなに変わるわけがないのに、朝に夕に茶畑をぐるぐる見回っています。
フサフサのもうじが目にとまったので写真を撮ってきました。
芽のついている位置だったり、日当たりの加減などで変わるのでしょうが、時々目を引くものがあります。
ちなみに多くはこんな感じです。
3月13日
この雨で急に動きを見せはじめました。
毛茸もしっかり確認できます。
1月1日
家の前の茶畑からの初日の出です。
この寒さの中、ギュッと締まって休眠中の茶畑が、より愛おしく感じるひとときでした。
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