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静岡茶 生産・製造直売

今年の茶畑             2020



12月22日



昨夕の木星と土星、先日より少し寄せて撮ってみました。
かなり近づいて見えます。

夜空に目が慣れるまでひとつの星に見えるくらいの近さになっていました。

400年ぶり、次は60年後だそうです ・・・ 。


12月18日



昨夕は西の空で、近づいた木星と土星に三日月が絡み、とても美しい眺めでした。

周りを見渡しても、きれいに刈り均された茶畑が広がるばかりで、これといった変化もなく、茶飲み話にとでもと、カメラを持って日が暮れるのを待っていた次第です。

木星と土星は日を追うごとに近づいていき、日本で最も近づいて見えるのは21日の日没後だそうです。
なんでも400年ぶりの近さだとか。

月の見かけの直径の1/4くらいにまで近づくので、天体望遠鏡があれば、木星のシマシマと土星環が同時に見れて見ごたえがあるようです。

天体望遠鏡は持っていませんが、それでも400年ぶりということであれば、ちょっと気になるところです。

牧之原台地の冬は風が強く、写真のように防霜ファンがいつもブンブン空回りしています。

茶畑は、この寒さでしっかり休眠に入りました。


12月3日



化粧均し完了です。

株面が落ち着くにつれ、起き上がってきた親葉が来年の一番茶に混入するのを防ぐ目的で行うのが化粧均しです。

通常は11月中旬には終えるのですが、今年は暖かいので、様子を見ていたら12月に入ってしまいました。

来年1番茶は、この面より15mm〜20mmくらい上で摘採します。


10月20日



秋冬番茶終了とはいっても、冬越し前の作業が一段落というわけではないですが、一息入れながらの畑の巡回です。

葉っぱの色つや、軸の太さともに良好で、秋冬番茶の刈り位置も問題ありません。

雑木林でムベが色づいていました。
この実は日陰に生っているので色づきは遅いようですが、もう、少し柔らかくなっていました。


10月17日



秋冬番茶、終了です。

結局、終了はいつもと同じで、スタートを遅らせた分、大忙しでした。

写真は10月3日と同じ場所。
10cm下げたので畝が一回り小さくなり、こんな少しのことでも、畑が広くなったように感じます。


10月7日



いい感じになってきました。
よく伸びて充実しています。

秋冬番茶のタイミングは、一番茶と同じくらい重要なのですが、先読みしにくくなった気象状況の中、なんとか、今年もイメージ通りの作業ができそうです。



ちなみに、この圃場はどのくらい伸びていて、どのくらい刈り下げるかというと、一回目は、摘採機のフレームで押し倒しながら刈っている状態で、芽先は地上約130cm。

手前の刈り取った後は約88cm。

何日か置いて、あと約10cm下げて仕上がりとする予定です。


10月5日



早朝、雲が赤く照らされてきれいでした。

葉っぱが見えるわけないのに、薄暗いうちから茶畑をうろうろしています。

・・・で、秋冬番茶、今日は中止です。


10月3日



秋冬番茶、長く伸びた上の部分だけ刈ってみました。

長く伸びたところは、いっぺんに下げると葉焼けを起こすので、一度浅めに刈って慣らさなければなりません。

様子見を兼ねて、やってみたわけですが、まだ急いだことはないような感じです。

とはいうものの、もう10月、明日から様子を見ながら浅めに刃を入れていこうと思います。



刃を入れた後。
10cmほど残してあります。


10月1日



よく伸びた秋芽の向こうに、あれよあれよという間に沈む夕日は、秋冬番茶を急かしているように感じます。

・・・待つことは、動くより多くのエネルギーを消費します。




9月30日



秋冬番茶はもう少しといったところですが、それにしても、この畑はよく伸びます。

こうなってくると、ハサミを入れるタイミングがとても重要になってくるわけで、思いを巡らせて楽しむのが、このところの日課となっています。



秋芽をかき分けてカメラを突っ込んでみました。

刈り代は30〜40cmくらいか・・長いものは50cm以上あります。


9月26日



秋芽が伸びて、茶畑が賑やかく感じるようになりました。

いつもなら、あちらこちらで秋冬番茶を刈るエンジン音が鳴り響いているところですが、今年は少し様子が違います。

秋芽はグイグイ伸びているのですが、落ち着く気配がありません。



芽先はまだみずみずしく、柔らかな毛茸につつまれています。

先日のナカグロクチハの「南方系」ってのが脳裏にうかぶわけで、 天まで伸びることもないでしょうし、ここはちょっと様子見です。


9月24日



朝、いつものように畑に立って、作業の段取りを考えていると、・・・すそ葉に見慣れぬものを発見!

よく見ると蛾のようですが、不思議な模様です。
もちろん出会いは初めて。

調べてみると
ナカグロクチハ(中黒朽葉)という名前のようです。
南方系の蛾で、個体数は少ないとか。

動きはけっこう素早く、写真を1枚撮らせてくれただけで飛んでいってしまいました。

爽やかな朝、初めての出会いは歓迎ですが、
「南方系」ってとこが少し気になるところ。
秋冬番茶を少し遅らせてみようか・・・などと考えたりしています。


9月15日


朝6時
気持ちの良い爽やかな朝ですが、今日はちょっとまずいかな

と思ったら、やっぱり昼には大降りでした。



茶畑は適度な水分を得て、ツヤツヤな秋芽を伸ばしています。

・・・
「作業が捗らない」ぐらいのことは、どうってことありません。


9月14日


心成しか夕焼けが秋の雰囲気になってきたような。

そろそろ本格的に秋肥を施そうかと思います。



9月13日


雑木林にムベの実が・・・

緑で太めのメークインがぶら下がっている感じなのですが、いつもこの大きさになるまで気が付きません。

急に大きくなるのか・・・そんなことはないでしょうし。
茶畑ばかりに気を取られているためなのか・・・そんなに必死になっているつもりはないのですが。

いつもこの時期、この実を見つけて、おんなじことを考えるわけで、どうやら自分もいつも通りのリズムで動いているようです。

・・・
この実は、秋冬番茶が終わるころ食べごろに熟します


9月12日


比較的遅い園でも秋芽が立ち始めました。

茶畑もいつも通りのリズムで動いているようです。


8月29日


ミヤマアカネ

数日前から見かけるようになりました。

危険な暑さが続きますが、自然は、いつも通り着実に秋に向かって動いているようです。


8月26日


だいぶ硬化してきましたが、所々にまだ若い葉っぱが残っていて、雑木林から差し込む朝日を透かします。


8月21日




夕日までうっとうしく感じてしまう暑さですが、土中の水分は保たれているので、水かけはまだ必要ありません。

朝には葉っぱをピンと立てて株面を盛り上げています。


8月18日
黄色い蝶が、ぽつりぽつりと飛んでいます。

早朝は、空気がしっとり重いので飛びにくいのでしょう。
数秒飛んでは、すぐ芽にとまります。

少し濃くなった緑に映える きれいな黄色です。


8月15日
夏は夜明けとともに畑に出て、9時か遅くても10時には家に戻るようにしています。

体のリズムを急に変えられるはずもなく、盆休みとはいえ夜が明ける前には目が覚めてしまいます。

朝の散歩がてら畑に立つと、明けの明星が、、、

もう少し月が近いと良かったのですが、贅沢な望みでしょうか。

それにしてもこんなに細いのに月は明るいですね。
明るい金星がノイズかと思うほど暗く写ってしまうわけで、人間の目の性能の良さを実感させられます。


8月9日
隣接の雑木林に藤の種が鈴生りで、山裾から吹き抜ける風にブラブラ揺れて目を引きます。

山でこんなにたくさん生ったのを見たのは、たぶん一度か二度、しかも、どれもしっかり種が入っているようです。

茶畑は、硬化を始める一歩手前まで来ているので心配はありませんが、これから厳しい「お照り」になるということなのか少し気がかりです。


8月8日


一番茶後に深刈り更新をした園です。

今年は、かなり遅めの切りもどしで少し気になるところでしたが、いつも通りに勢いよく出揃ってくれました。

この芽は、いつもの通りに、秋までハサミを入れずに大切に育てます。


5月2日
八十八夜摘み新茶が仕上がりました。
今年の「イ印」です。

今年は、閏年なので5月1日が立春から数えて八十八夜。

昨日収穫して揉み上げて、夕方に火入れして、一晩冷蔵庫で寝かせて (これがわりと重要)。

お待たせしました!


4月29日



だいぶいい感じになってきました。

ここはじっくり腰を据えて待ち構える場面です。

この芽たちは、素質はしっかり持ち合わせているわけで、一番いいときに採ってあげないとお茶が泣きますw

少し遅れますが、今しばらくお待ちください。


4月27日



被覆園。
隙間から差し込む朝日に映える新芽は、神秘的な美しさがあります。

この大きさのの「箱入り娘」は とてもデリケートで、手で撫でただけで ポキッと折れてしまいます。


4月26日



朝日に透けるこの透明感は、順調な証です。

このままスッと伸びて、茶畑全体を眺めたとき、下のほうから湧き上がるように緑が乗ってきたら摘採適期です。


4月25日



もう少しです。

昨日、押さえの肥を施し終えたところ。
準備は万端。

かなりいい感じになってきましたが、ここが我慢のしどころで、いちばんいいタイミングで一気にかかります。


4月19日



被覆園では、今日のように晴れた日でも、寒冷紗で和らげられた光が程よく新芽を透かしてきれいです。


現在、新芽は比較的大きいほうですが、中は涼しいので、これがなかなか生長してくれません。

毎朝、毎晩、どうかな?どうかな?と覗きに行くので余計にゆっくりに感じます。


4月17日



黄色味が強かった新芽ですが、いくらか緑色がさしてきました。

ほんのわずかな差なので、一般の方が見ても違いが分かりにくいと思いますが、この僅かな変化に、心の調子を合わせて行きます。


4月15日



一番最後に収穫予定の畑ですが、さすがにここまでくると、しっかり萌黄色で覆われています。



畑の際の雑木林では、むべ(アケビ)の花が咲き始めました。



ジャスミンより少し小さめの花を密集してつけるのですが、なんだか今年はいつもよりも多くつけているような気がします。


4月14日


開いたばかりの新葉は、ゼリーのような光沢があります。

久しぶりの雨に、少し動きを速めたようです。


4月8日


一面萌黄色に覆われましたが、やはり生育はゆっくりのまま。

時間的に余裕ができたためか、畑を巡回しても、ほとんど人影はありません。



山桜はほぼ終了。
ソメイヨシノ?は今が見ごろ。

桜も、お茶と同じペースです。



4月5日
芽伸びは相変わらずゆっくりゆっくり。

風の当たらない場所の新芽は、暖かな日差しを明るく透かして、心地よさそうに見えます。

こんな新芽を感じながら、新茶のイメージを膨らませているこのごろです。


4月1日



カタクリがやっと花芽を出しました。
例年になく遅い動きです。



お茶は、最も早い畑でこんな感じで、これを見る限り、さほど遅れているようではありませんが、畑によってかなり差があり、平年より一週間以上の遅れを感じさせる畑もあります。

とはいうものの、動きに差が出ることで茶期が長くなり、じっくり生産できるので、悪い状況ということではありません。


3月31日


早い畑は萌黄色に覆われましたが、多くの畑は相変わらずゆっくりゆっくりの動きです。

この雨が良い具合に効いているようなので、品質についてはひとまず安心なわけですが、今年はいつもより長い一番茶期になりそうです。



ここは比較的遅い畑。
山桜は、数日前から満開ですが、お茶の新芽はまだ目立ってきません


3月26日
動きはゆっくりゆっくりです。

この雨に合わせて施肥管理は万全!
恵みの雨となってもらいたいものです。


3月18日


カタクリが一枚葉を出しました。



お茶の芽は、ほとんど変わりないように見えますが、よく見ると「もうじ」がふんわりしてきたように感じます。



桜の開花時期が話題に上っていますが、カタクリもお茶も、今のところ、だいたいいつも通りといったところです。


3月13日
隣接する雑木林で「ヒサカキ」が咲き始めました。

ヒサカキはいつもより少し早いようですが、お茶はあまり変わりはありません。


3月7日
霜かぶりを脱いで新芽が顔を出し始めました。

向かって左側に半分かぶっているのと、右下の小さい葉っぱが「霜かぶり」です。

役目を終えた霜かぶりは、新芽が生長するにつれて萎れてしまいます。



1月3日

今年も富士山からスタートです。



風が強いと、雪が飛び散ってしまうのですが、今日はいい感じで乗っかっていて、曇もなくきれいに見えます。



FDA 静岡発出雲行き 今日は銀です。
飛び立つと、すぐ大きく左旋回。

頭上を通って太平洋上へ。