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  ちょっとおもしろい実生を見つけました。
秋整枝のときから気になっていたのですが、琵琶の葉っぱを小さくしたような、ずいぶん前に流行った「金花茶」にも少し似た葉をつけています。

お茶は自家受粉しないため実生は親とは違った特徴が現れます。
やぶきたの場合、現れるのは 多くが中国の大葉種のような形の葉っぱで、出くわさないだけかもしれませんが こんな感じのはあまり見たことがありません。

やぶきたは杉山彦三郎が命をかけて見出した品種で、いまだこれを抜く品種はないと言われています。

育てたところで やぶきたのような良い茶ができる可能性は、まず皆無でしょうし、花とて期待はできないでしょうが、おもしろそうなので春になったら観賞用に鉢にとって育ててみようかと思います。


茶畑の中ということで、栄養状態はバッチリの様子。
来年が楽しみです。







やぶきたの実生の多くはこのような葉が現れます(8月)