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このところ、毎朝ものすごい露が降ります。
咲いたばかりの花びらも雨に叩かれたようになってしまうくらい、そう、茶畑は未明まで降った雨が上がって朝を迎えたといったような状態が続いています。

  おかげで、土壌は適度な水分で潤って良い状態なわけですが、もうすぐ12月とは思えないくらいユルユルの暖かさと適度な潤いに、山桜の勘違い咲きはまだ続いています。

我々茶農家にとって、お茶の花の時季は休眠前の蓄積、桜は新茶前の生長のイメージで、毎年のことで慣れっこになったとはいえ、こうして桜とお茶の花を同時に眺めるのは、説明できない不思議な気分です。